エリア外入
第七圃場
春らしい穏やかな陽気。いよいよ4月の農作業が本格的に始まった。
今日は、2月中旬に播いたブロッコリーを約50株、ようやく定植。苗が育っていく様子は、どんな作物よりも励みになる。定植のあとは、水やりのために圃場を巡る。特に第七圃場は約15アールの広さがあるため、今後の水の確保が課題だ。今日は300リットルのコダマタンクローリーを設置して、初の給水作業。だがこの広さでは、近いうちにこのタンクひとつでは追いつかなくなるだろう。
この第七圃場、土地は肥えているが、10年以上放置されていたせいか、やはり害虫の密度が高い。植えたキャベツがヨトウムシに大きく食い荒らされてしまった。応急処置として農薬を散布したが、ここではキャベツやブロッコリーを広く栽培するのは難しいと判断。虫害の少ない作物への転換を考えている。
候補として思い浮かぶのは、キク科のレタスや春菊、そしてネギ。一面にネギ畑というのも、管理がしやすく虫にも強いので現実的だ。ナスやピーマンといった夏野菜は、おそらくこの土地では害虫と病気の被害を免れないだろう。

第一圃場
ニンジンと九条ネギがきれいに発芽。しかし、一本ネギが発芽していない。種が古かったかもしれない。まだ間に合うので新しい種で撒き直しもよいだろう。
第二圃場
ほうれん草、小松菜、二十日大根がよく育っている。二十日大根の間引きをすると赤い実がなりはじめていた。春大根は害虫に苦戦している。

第三圃場
山東菜と小松菜が急速に成長。ほうれん草がカビかなにかの病気気味になっていた。この圃場は去年もそうだが、害虫よりもカビなどの病気が発生しやすい。今後も要注意だ。
第四圃場
そら豆が大きく育っている。隣のスペースを牛糞堆肥を撒いて耕作したが、まだ、何を植えるか決まっていない。夏野菜でもいいが土が硬く支柱が立てづらいため、根が横に伸びるキャベツやブロッコリーでも大丈夫ではないかな。
第五圃場
じゃがいもの株はすべて発芽。ニンニクも問題なく育っている。去年は今の第7圃場のように害虫だらけだったが、一年耕し続けることで良い土壌になってきた。
第六圃場
ブロッコリーの株を植えたあと、夕方にコメリでナスビの株を6購入してそのまま植えた。ナスビの株も育てているが、夏野菜の育苗はほぼ失敗なので、育てつつも苗を購入して植えていくことにする。
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