エリア外入
第四圃場
雨上がりの朝。土が緩んでいて畑仕事には不向きな日だが、気になることがあった。岡本次郎さんの畑を覗くと、昨日の嵐でそら豆が大きな被害を受けていた。ならば、と第4圃場へ向かう。やはり、ところどころで枝が折れ、風の爪痕が残っていた。
今日は、倒伏対策としてテグスを張り巡らせ、さらにカラス除けも兼ねて補強を行う。土寄せもして、しっかりと根元を固める。そら豆は、植える時期が何よりも肝心だ。早すぎると茎葉が育ちすぎて暴風雨に弱くなり、遅すぎると十分に成長できない。この塩梅が難しい。
天候と相談しながら作物を育てるのは、いつものこと。それでも、こうして嵐のあとに畑を巡り、手を入れてやると、不思議と気持ちが落ち着く。そら豆たちも、この手当てでまた元気を取り戻してくれるだろう。

第五圃場
第5圃場では、ネギ、ニンニク、じゃがいもといった“無限増殖野菜”がぐんぐん育っている。この畑は砂質で水はけがよく、こうした野菜にはまさにうってつけの環境だ。
収穫した野菜は、売るのも食べるのもほどほどにして、そのまま植え直すつもりだ。少しずつ増やしていけば、いずれは買う必要がなくなるだろう。そう考えると、まるで命を循環させる実験場のようでもある。
畑を歩けば、根を張る野菜たちの生命力が伝わってくる。無限増殖の営みは、まだまだ続く。

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