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【周防大島民話】畑に関すること2025年2月26日

●育苗管理

ようやく寒波が落ち着いたので、待ちわびたこのタイミングでミニトマト「アイコ」の種をまいた。ミニトマトの種はどの品種も少なく、一袋にわずか17粒ほどしか入っておらず、価格も400円〜500円と高価。その希少さを改めて実感する。きゅうり、かぼちゃ、ゴーヤ、ズッキーニも10粒程度と少なく、同じ夏野菜でもナスは比較的多めに入っているのが特徴。

 

●発芽状況

未発芽(心配)

  • 2月15日播種:長ナス、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリー
  • 2月16日播種:長ネギ
  • 2月19日播種:ピーマン、ブロッコリー

発芽・生育中

  • 1月25日播種 → 2月13日発芽:キャベツ、サニーレタス(順調)

発芽まで1ヶ月近くかかるセルもあり、この時期は焦らず、長期管理を意識することが重要だと改めて感じる。

 

●土作り

K邸・Y邸(3月頭 直播き予定)

最終の土作りとして化成肥料888を撒いた。ほうれん草や小松菜を中心に、チンゲンサイなどの葉菜類を育てる予定。ただ、この時期の葉菜類は発芽してもトウ立ちしやすく、不安定なため、あまり当てにはならない。うまく育てば出荷も考えるが、基本的には自家消費用とする。本格的な栽培は4月に入ってから。

 

K邸(じゃがいも栽培)

土作りは最終段階に入ったが、天候を考慮し植え付けは3月中旬まで待つ方針。天気予報では3月に入ると一気に暖かくなり、例年並みかそれ以上の気温が予想されている。しかし、来週末には再び冷え込み、氷点下の日が出る可能性があるため、今植えてしまうと霜の影響を受ける恐れがある。ここは慎重に様子を見ながら進めていく。

衣装ケースで育てる「アイコ」
衣装ケースで育てる「アイコ」