「アグソック」構想──農業と警備の融合
最近、管理できなくなった土地や畑の相談が増えている。このままいくと、いっそ警備と農業を融合させた「アグソック」という会社を立ち上げてもいいかもしれない。
田舎では、所有者がいるにもかかわらず勝手に物を置いたり、使ったりする人が多い。放置された土地は、いつの間にか無断で利用され、不法投棄の温床になってしまうケースもある。実際、近所でもこのようなトラブルが多発していて、今では「野菜を作りながら警備もしてほしい」という依頼が増えてきた。
単なる農業ではなく、警備の視点を加えることで、新しい需要が生まれている。この流れを活かせば、「農地の管理+防犯」という新しいビジネスモデルが成り立つのではないか。契約農地の管理や防犯を請け負う形にするのか、それともシェア農園のような仕組みをつくるのか、具体的な形はこれから考える必要があるが、地域の課題を解決するためのひとつの答えになりそうだ。
約一ヶ月前にまいたキャベツの種が、寒波によりかなり発芽が遅れているもののようやくどのセルでも発芽しはじめた。もし、キャベツの苗が順調に育てば、200株は収穫できる予定。3月なかば、十分に暖かくなったらもう一度さらに200株ほどの種を蒔く予定だ。去年は耕作面積が少なく育てられる数は30株ぐらいが限界だったが、今は一反分を確保しているのでうまく植え付けられるだろう。
ほかに今、育てている苗は、サニーレタス、長ナス、長ネギ、ブロッコリー、ズッキーニ、ピーマンなど。

畑の土壌調査。酸度計がどれほど正確かわからないが、いくつか酸度が極端に低くなる場所があったので、サンハイム牡蠣殻石灰や苦土石灰を入れてph調整。このph調整がどの程度うまくいっているのかも、いまいちわかっていない。